辻仁成の実家はお金持ちって本当?家系図や父親、現在のパリ生活から年収まで徹底解説!

「辻仁成の実家はお金持ちなの?」
そう疑問に思って検索した人は少なくないはずです。

作家・ミュージシャンとして成功し、現在はパリを拠点に暮らす辻仁成さん。
おしゃれな自宅や海外生活、息子たちの進路を見ると、「もともと実家が裕福だったのでは?」と感じるのも自然でしょう。

実際、辻仁成さんの父親の職業や家系、学歴を調べていくと、
一般的な家庭とは少し違う、恵まれた環境で育ったことが見えてきます。
一方で、現在の生活は本人の年収や印税収入による影響も大きいようです。

この記事では、

  • 実家は本当にお金持ちだったのか

  • 父親や家族はどんな人物なのか

など、お金持ち説の真相をわかりやすく解説していきます。

辻仁成の実家はお金持ちなのか?父親の職業や家族、学歴も調査

引用元:tsujihitonari(Instagram)

辻仁成さんの実家が「お金持ち」と言われる理由は、単に現在の華やかな暮らしだけではありません。
その背景には、父親の職業や家族の経歴、育った環境、そして学歴といった複数の要素が関係しています。

まずは、家系図をたどることで見えてくる「実家の立ち位置」から整理していきましょう。
どんな家族に囲まれ、どのような環境で育ったのかを知ることで、実家がお金持ちと言われる理由がよりはっきりしてきます。

家系図を見てわかった、名家と呼ばれる理由

辻仁成さんの家系が「名家」と言われる理由、ここ気になる人が多いですよね。なぜここまで“家柄”や“実家”の話題が尽きないのか、その背景を家系図ベースで深掘りします。

最初に家族構成をまとめると、辻さんの親族には著名な人物がズラリと並びます。

母方の祖父は今村豊さんという発明家。戦時中は銃を開発したり、戦後は今村製鉄所を立ち上げるなど、地元・福岡の産業と歴史にしっかりと関わってきた人物です。さらに、母・恭子さんも福岡県大川市大野島の名士の娘。学生時代は全国弁論大会で福岡代表に選ばれるほどの才女だったとか。

家系図を見ていくと、東君平さん(童話作家)、東公平さん(将棋観戦記者でチェスのチャンピオン)など、芸術や文化面で活躍する親戚も多いです。いわゆる「有名人一族」なんです。

表にしてみました。

関係 氏名 職業・功績など
母方祖父 今村豊 発明家・今村製鉄所創業
恭子 全国弁論大会代表・講師経験あり
従叔父 東君平 童話作家
従叔父 東公平 将棋観戦記者・チェス日本チャンピオン
本人 辻仁成 作家・ミュージシャン・映画監督
辻恒久 マネージャー・陶芸家・ディレクター

こうやって並べると、普通のサラリーマン家庭とはちょっと違う空気感があるのは一目瞭然。「家系に芸術家や実業家が多い」という事実が、“名家”として語られる理由の一つですね。

また、実家が福岡の名家と言われる背景には、地元の旧家という歴史と、豊富な人脈・財産も影響しています。

母方の祖父が経営していた今村製鉄所は、戦後の経済復興にも関わる規模で、地元新聞などでもよく取り上げられていた存在。ちなみに、この今村製鉄所の跡地には今もその名が残っているという話です。

さらに母・恭子さんが地元の「マドンナ」的な人気者だったというエピソードもありますし、辻さん自身も東京やフランスを拠点に、ジャンルを超えて活躍しているのは、この家系のバックグラウンドがかなり大きいのかなと思います。

つまり、家系図をひもとくと「歴史と実績に裏打ちされた名家」というイメージは、噂や盛られた話じゃなく、しっかり根拠がある、というのが今のネットで語られる“辻仁成実家・名家説”のリアルなところです。

・大野島地域の歴史・今村製鉄所について(https://daizukan9.blog63.fc2.com/blog-entry-836.html)
・童話作家・東君平さんの経歴(https://shinpei23.blogspot.com/2014/09/blog-post_75.html)

父親は何者?社長候補とまで言われた経歴とは


引用元:神奈川新聞

「辻仁成さんの父親って、何者?」この疑問、めちゃくちゃ多いです。実際ネットでも「父親が社長候補だった」「仕事ができすぎてヤバい」という噂がいろいろ流れています。

父・辻信一さんは、日新火災海上保険という大手損害保険会社に勤めていた方。社内で「社長候補」とまで言われていた、いわゆる昭和の猛烈社員タイプだったそうです。

実際、辻さんの幼少期は父親の転勤で東京、福岡、北海道と何度も引っ越しているので、まさに全国を飛び回るビジネスマン。昭和の高度経済成長期は「働けば働くほど給料が増える」時代だったので、家計も相当潤っていたことが想像できます。

経歴についてもう少し掘り下げると、若い頃から仕事ができて、部下からも上司からも一目置かれていたタイプ。家庭では超厳しい父親で、休みの日は子どもたちも緊張するほど。でも、その厳しさは「人に迷惑をかけるな」「人のものを欲しがるな」「手に職を持て」など、今でも辻仁成さん自身が大切にしている“人生の教訓”として根付いているようです。

父・辻信一さんは「猛烈社員」であったため、家族のために全力で働いていたけど、時代の流れや社内のライバルとの競争もあって、最終的には社長にはなれず“窓際族”と呼ばれる立場で会社人生を終えたそうです。けれど、会社でも家庭でも筋の通った生き方は、家族にも地元にもいろんな形で伝わっています。

また、父方の実家も地主の家系で、元々地元では名家として知られていたという話も。こういった背景が、「実家がお金持ち」と言われる理由の一つです。

ちなみに辻仁成さんがデビュー前に生活に困ったとき、母親を頼ったものの実は父親がこっそりお金を出していた、なんてエピソードも残っています。昭和の男らしさ全開だけど、根っこは家族想いだったのかもしれません。

社長候補という派手な肩書きだけではなく、地に足のついた生き方や仕事への真面目な姿勢が「辻家=名家」の信頼感を底上げしている、そんなイメージが強いです。

【参照】
・DesignStorys(https://www.designstoriesinc.com/jinsei/daily-1922/)
・神奈川新聞(https://www.kanaloco.jp/news/culture/entry-16131.html

母は事務所会長!福岡で実家を守る家族の現在とは

辻仁成さんのルーツに欠かせない存在がお母さんです。ただの“お母さん”じゃなくて、今や辻さんの芸能活動を支える事務所の会長という肩書きを持っています。福岡県久留米市の実家に住みながら、息子の活動を現地からサポートし、事務所の運営もバッチリこなしている“スーパー母ちゃん”なんです。

家族全体でのサポート体制もすごくて、弟さんも実家近くで一緒に暮らし、母子で芸能活動をバックアップしているという、まさにファミリービジネス。実家が単なる「帰る場所」じゃなくて、「辻さんの活動を支える拠点」になっているところがユニークですよね。

お母さん自身も昔からパワフルで、学生時代には弁論大会の全国代表に選ばれるほどの才女。もともと名士の娘として地元でも有名な存在で、自分の意見をしっかり持ち、堂々と発信できるタイプです。そうした影響もあってか、辻さんの表現力や芯の強さは母親譲りと言われています。

離婚後は、母親が女手ひとつで家族を支えあげたこともあり、今では親子の関係性は単なる“家族”ではなく、ビジネスパートナーとしてもお互いを信頼し合うようになっています。

福岡の地に根を張りながらも、遠くパリにいる辻さんをしっかりサポートする母親。こうした家族の支えが、辻さんの活躍を陰で支えているのだと思います。

【参照】
・DesignStorys(https://www.designstoriesinc.com/jinsei/daily-3245/)

実家がお金持ちと言われるのは学歴も関係している?

辻仁成さんの「実家がお金持ち」と言われる理由には、やはり家族の学歴や育った環境も大きく影響しています。

辻さんは東京都日野市で生まれたあと、父親の転勤に合わせて福岡や帯広、函館など各地を転々とし、最終的に北海道函館西高等学校に進学しています。函館西高は地元では進学校として知られていて、文化活動も活発な学校です。そういった環境に身を置けるのも、家庭の経済力や価値観の影響が大きいと言えるでしょう。

高校卒業後は、東京都内の有名私立・成城大学経済学部に進学します。成城大学といえば、昔から芸能人や文化人、経済的に余裕のある家庭の子どもが多く通う“お坊ちゃん・お嬢さん学校”として有名です。入学や生活にはそれなりの学費や生活費が必要になるので、やはり親のサポートがしっかりしていないと厳しいです。辻さんは大学在学中に映画研究会に所属しつつ、バンド活動を本格的に始めています。実際、エコーズでの音楽活動や作家デビューもこの頃なので、夢や好きなことに積極的にチャレンジできる環境だったのは間違いありません。

また、兄弟や親戚も、それぞれ芸術・文化の分野で実績を持つ人が多く、家族全体が「学歴・家柄・経済力」に裏打ちされた生活をしてきたのがよく分かります。母親は現在、芸能事務所の会長を務めており、地元・福岡でも知られた存在です。

こうした教育への投資や文化的な環境、家族の支えが、ネットや週刊誌で“実家がお金持ち”と言われる最大の根拠になっています。成城大学に通いながら音楽活動や芸術活動に打ち込める、というのはやっぱり家庭の経済力があってこそです。学歴や家族の経歴といった部分が、辻仁成さんのお金持ちイメージを強く支えています。

【参照】
・ウィキペディア(https://ja.wikipedia.org/wiki/辻仁成)
・成城大学公式サイト(https://www.seijo.ac.jp/)
・函館西高等学校公式サイト(https://www.hakodate-nishi.hokkaido-c.ed.jp/)

年収はどれくらい?全盛期から現在までをチェック

辻仁成さんは会社員経験ゼロで、音楽、小説、映画、絵画、さらに料理家としても「自分流」を貫いて生きてきた人です。

年収についてご本人が「ずっとフリーランスで組織に属したことがない」「退職金もないし、死ぬまで綱渡り」と語っています。収入の中心は小説やエッセイの執筆、印税、音楽活動、映画制作、そして最近は料理本の出版や料理教室、出張料理人としての活動も加わっています。

辻さんの著書には小説、エッセイ、絵本、そして料理本など幅広いジャンルがあり、自らの経験や日常を生かした“暮らし”に根差した本も人気です。

特にパリ在住というライフスタイルや、息子さんのために日々作る料理は雑誌やウェブでたびたび特集され、レシピ本も出版しています。また、料理教室を開いたり、イベントで出張シェフとして料理をふるまうなど、創作の幅は年々広がっています。

かねてより人気作家としてエッセイ連載や講演、テレビ出演などもコンスタントにあるため、一般的なサラリーマンよりは高い年収が維持できていると見られています。業界関係者や週刊誌の推測では、ピーク時は数千万円、現在は1,000万~2,000万円程度という見方が多いです。悠々自適というより“毎年コツコツ稼いで生活を続けている”タイプなのではないでしょうか。

辻さん自身「権力やお金よりも大切なものが自分の中にある」と公言し、「生活できる範囲で自分流の仕事を続けるのが一番大事」というスタンス。だからこそ、売れる年・売れない年があっても、表現をやめない生き方を貫いているのでしょう。

例えば2014年、中山美穂さんとの離婚騒動の際には、所属レーベルからライブツアー中止を求められましたが、それを受け入れず「すべて自腹でツアーを決行」したというエピソードも。どんなに大変でも、表現活動をやめないという強い意志が伺えます。こうした出来事も、“収入や安定を最優先しない”辻さんらしさがよく表れているのではないでしょうか。

辻さんはパリ在住での暮らしもたびたび話題になりますが、パリは世界的にも物価が高い都市。そんな中でも、好きな表現活動を続けながら日々の生活を成り立たせていること自体が、「仕事と暮らしが一体化した自由な生き方」を象徴しています。

収入はあくまで「毎年自分で生み出した分だけ」が入ってくる形で、本人も「死ぬまで自分流で働く」と明言。家族を支え、パリという場所で自分らしいライフスタイルを守り抜いているのが辻仁成さんの実像です。

【参照】
・自分流・日々のことば「権力やお金よりも大切なものが自分の中にある」https://www.teikyo-u.ac.jp/learning/column/column20230720
・ウィキペディア(https://ja.wikipedia.org/wiki/辻仁成)

印税収入だけで生活できる作家人生がすごい

辻仁成さん自身が解説しているように、小説の印税は「単行本なら1冊売れてだいたい100円程度」。どれだけ時間をかけて書いても、売れなければ生活は厳しいという現実を、本人がはっきりと明かしています。

ヒット作が生まれると印税もまとまって入りますが、常にベストセラーを出し続けるのはごく一部の作家のみ。辻さんの場合、芥川賞受賞作の「海峡の光」や、フランスでフェミナ賞を受賞した「白仏」など、国内外で評価される作品を世に送り出していますが、だからといって「一生安泰」という世界ではないことを、本人が繰り返し伝えています。

音楽も配信主体の時代になり、「10万回再生されても、生活費にはならない」と断言しています。映画も、ネット配信サービスなどと大きな契約をしない限り「食べていけるレベル」にはならないのが現実とのこと。今のミュージシャンは、グッズ販売やイベント出演でやっと収益を得ている状況です。

一方で、辻さんは料理本の出版や、出張料理人・料理教室といった新たなフィールドにも挑戦しています。自身の公式サイトやSNS、エッセイ連載なども合わせて「自分流業」を広げることで、収入の柱を分散させているのが特徴です。

つまり、辻さんの印税生活は「本が売れた分だけが収入」という超シンプルな構造。それでも「好奇心が向かうものを全部やる」「好きなことをやり続ける」スタイルで、長年パリでの自由な暮らしを実現しています。
これこそが、組織や権力に頼らない「唯一無二の生き方」だと本人が公言している理由です。

【参照】
・自分流・日々のことば「権力やお金よりも大切なものが自分の中にある」https://www.teikyo-u.ac.jp/learning/column/column20230720
・ウィキペディア(https://ja.wikipedia.org/wiki/辻仁成)

 

辻仁成の実家は金持ち説だけじゃない?息子と暮らしたパリでの現在


引用元:Instagram(tsujihitonari)

パリでの辻仁成さんの暮らしや家族のことも、ネットではよく話題になりますよね。

実家が金持ちかどうかだけじゃなく、息子さんと過ごす日常や、パリならではのリアルな生活ぶりにも注目が集まっています。

ここからは、そんな辻さんの「家族」「パリでの現在」「息子との関係」にフォーカスして、さらに深掘りしていきます。

結婚歴と離婚歴をまとめてチェック!元嫁は3人で一般女性、南果歩、中山美穂

辻仁成さんの結婚・離婚歴は、とにかく“波乱万丈”という言葉がピッタリです。

まず最初に結婚したのは、大学時代の同級生もしくはカメラマンの一般女性とされています。詳細は多く語られていませんが、辻さん自身の自伝小説などで「初めての結婚はカメラマンの女性だった」と記されていて、その方との間にも息子さんが一人いたようです。ただ、現在まで親子の交流はほとんどなく、公には情報が出てきません。

引用元:Kaho Minami

2度目の結婚は1995年。お相手は女優の南果歩さん。南さんはもともと辻さんの小説を読んでファンになり、知人を介して知り合ったことがきっかけ。

辻さんが熱烈にプロポーズし、晴れて結婚に至りました。翌年には男の子が誕生しますが、2000年には離婚。原因についてはさまざまな説が流れていますが、有力なのは辻さんの不倫疑惑。

ちょうど映画『千年旅人』で主演を務めたyumaさんとの急接近が大きく報じられ、南さんとの間に溝が生まれたと言われています。この時の息子さんは南さんが親権を持ち、日本で母子家庭として育ててきました。

引用元:MIHO NAKAYAMA OFFICIAL

3度目の結婚は、2002年に国民的アイドルだった中山美穂さんと。出会いはなんとパリの空港や雑誌対談。交際8か月のスピード婚で世間を驚かせました。当時の中山さんは歌手・女優業ともに全盛期で、まさに“トップアイドル”。2004年に息子・十斗くんが誕生し、家族でパリ生活を始めました。海外生活はマスコミの目を避ける意味もあり、パリでの穏やかな暮らしを夢見ての選択だったようです。

しかし、2014年に離婚。しかも親権は父親である辻さんが持つことに。日本では非常に珍しいケースです。離婚のきっかけは中山美穂さん側の不倫とも、辻さん自身の女性化・中性的な外見の変化とも報道されました。子どものいる家庭ならではの複雑な心情も相まって、ワイドショーやネットでも大きな話題になりました。離婚調停は難航し、最終的に「親権放棄」を条件に離婚が成立しています。

それ以降、辻さんは独身を貫いています。再婚や新たな恋愛報道は何度か出たものの、公には結婚していません。結婚、離婚、そして子どもたちとの関係――辻さんの人生には常に家族の物語が色濃く影を落としているといえるでしょう。

息子は何人?今どうしてる?

辻仁成さんには、合計で3人の子供がいます。それぞれ母親が異なり、いわゆる異母兄弟の関係です。
最初の息子は、辻さんが若い頃に一般女性との間にもうけたお子さん。詳細はほとんど公表されておらず、本人も「会っていない」と述べているため、プライバシーを配慮して具体的な情報は控えられています。

2人目の息子は、女優・南果歩さんとの間に生まれた南依岐(みなみ いぶき)さん。3人目の息子は、女優・中山美穂さんとの間に生まれた十斗(じゅうと)くんです。それぞれが異なる環境・文化の中で育ち、現在もそれぞれの人生を歩んでいます。

南果歩さんとの息子は、南依岐(みなみ いぶき)

南依岐さんは1995年に東京都で誕生しました。母親は女優の南果歩さん、父親は辻仁成さん。両親が著名人という家庭に生まれましたが、決して“親の七光り”ではなく、自分の力で道を切り拓いてきたことで知られています。

幼い頃は南果歩さんとともに日本で過ごし、両親の離婚後も母と子の時間を大切にして育てられてきました。依岐さん自身は、小さい頃からアートやものづくりに関心が強く、高校卒業後はアメリカ・サンフランシスコの名門美術大学「アカデミー・オブ・アート大学」に進学。専門はファインアートで、学生時代から現地で個展を開くなど早くからアーティストとしての頭角を現していました。

依岐さんの作品の特徴は、言語学やコンピュータサイエンスで使われる「アルゴリズム(一定の手順や計算式)」を応用した独自の抽象画。たとえば自分で開発・改変したアルゴリズムを「設計図」として使い、そのロジックを視覚表現に落とし込むという、非常にユニークなスタイルです。2015年のサンフランシスコ郊外のゲリラ個展を皮切りに、東京・ニューヨーク・大阪・名古屋・ソウルと、国内外で個展を多数開催しています。

特に近年は西武渋谷店での大型個展や、24メートルに及ぶ大作の発表、群馬県立美術館・京都京セラ美術館など公立美術館への作品収蔵など、若手アーティストとして異例の活躍を見せています。

2023年には結婚し、同年中に第一子が誕生。南果歩さんも「初孫が生まれました」とSNSで公表し、大きな話題になりました。依岐さん本人はあまり家族のことを表立って語りませんが、南さんや辻さんは依岐さんの成長を温かく見守っている様子がうかがえます。辻さんにとっては孫の誕生が嬉しいことでしょう。

プライベートとアートをきっちり分けているタイプですが、家族イベントの節目では親子が顔を合わせることも。両親の影響だけに頼らず、独自の表現を追求しながら次世代のアートシーンで着実に実績を積み上げている、そんな新しい時代のアーティストです。

中山美穂との息子・十斗(じゅうと)は現在大学生

2004年1月中山美穂さんは、十斗くんを出産しました。「じゅうと」と読むそうですよ。日本語だけでなく、フランス語でも発音しやすいようにと考えられた名前なんです。そんな仲睦まじい家族でしたが、辻仁成さんと中山美穂さんが離婚されたのは、十斗くんは10歳になったばかりのこと。

中山さんが離婚を希望するのに対して、辻さんは離婚したくなかったと言います。フランスでは離婚をすることは大変で2~3年はかかるそう。日本にはない共同親権という考え方もあります。辻さんはその方向で行きたかったのですが、中山さんの離婚の意思が固った。離婚の条件は「(十斗くんの)親権の放棄」を飲むことで、離婚を選択されました。

辻さんは過去の離婚で息子を手放していることもあり、十斗くんとどうしても一緒に過ごしたかったといいます。

お母さんと一緒に日本へ行って新しい生活をするのか、お父さんと住み慣れたパリで暮らすことを選ぶのか…十斗くんの意思で、パパである辻さんを選んだそう。まだ小学5年生という思春期の入りたての年齢で、生活が変わってしまいました。

辻さんが夜子ども部屋に見回りに行った際、十斗くんが寝ながら抱きしめていたぬいぐるみのチャチャがびしょびしょに濡れていて、目元も濡れていたそう。お父さんの前では涙を見せず、1人で泣いていたのを見て、母親の役割をしようと決意したとエッセイに書かれていました。

十斗くんの心を想像するだけで、切ないですね。

引用元:designstories

そんな十斗くんは、今年で21歳になります。(2025年現在)写真は、十斗くんが、パパのために、ボロネーゼを作っている様子。十斗くんのお顔はでていませんが、辻さんのSNSやブログ、YouTubeなどもで登場されています!

十斗くんはフランスでずっと暮らしていて、パリで小学校、中学、高校、大学へと進学されました。

辻さんは料理が得意だったこともあり、フランスに住む息子に日本を感じてもらうためにも「食」を大事にしていて夕食は、和食。お弁当やおやつも作っています。息子さんと、ときには仲間や十斗くんの友人と食卓を囲んでいました。疲れた時にはレストランにいったり、簡単なモノにしたりなんて日があるのもいいですよね。

フランス語が堪能な十斗くんに比べて、やはり語学力では劣るため、十斗くんの友達に料理をふるまって、胃袋をつかんでいるんだとか(笑)お家の時は、日本語で話しているそうです。

十斗くん学生時代はバレーボール部に所属していて、時には辻さんと公園でバレーボールを楽しむこともあったそう。

引用元:designstories

十斗くんは、現在大学生です。大学を再度受け直し、合格されているんだそう。その大学は、フランスの名門大学「パリ大学」という情報がありました。お父さん譲りの頭の良さなのかもしれませんね。

パリでは大学の費用が無料なので、辻さんが家計的にも助かっているとインタビューで答えていました。フランスでは成人は18歳。十斗くんは大学入学を期に、独り暮らしをされています。時々、父である辻さんの家に遊びにきます。十斗くんには彼女もいるので、お父さんも新しい恋人を作ったら?なんて話をするほど大人になりました。

十斗くんは音楽が得意なのでその道に進みたいという想いもありますが、(といってもお父さんやお母さんのようにボーカルというよりは、裏方志望なんだそう!)、それだけで食べていくのは難しいため、手に職をつけた方がいいと思い弁護士になりたかったそうです。

現在では、「将来は日本とフランスをつなぐ仕事をしたいと思っている。」と語っています。

中山美穂さんと十斗くんは、離婚後も何度か会っていたそうです。ただ、面会した際は、十斗くんが時間を切り上げてかえってくることもあったそう。中山さんが日本に帰国してからはなかなか会う機会には恵まれなかったようです。

その後、中山さんが亡くなった際に葬儀には参列しなかったそうです。
ですが、葬儀の数日前にパリから駆けつけ、自宅で母親と最期の時間を過ごし、手を繋ぎ寄り添う幸せな再会を果たしました。一般人である十斗さんのプライバシー保護のため、葬儀・告別式は家族と関係者のみで行われ、妹の中山忍さんが喪主を務めました。

息子の写真はある?父親に似ているの?

南果歩さんとの息子、南依岐(みなみ いぶき)さんは、アーティストとして活動しています。個人でInstagramも開設されていますが、作品の写真が大半です。個展などを開いた際はお写真も公開されています!そのお写真がこちら。


引用元:PRTIMES

芸術家のムードがたっぷりですね!

引用元:designstories

十斗くんの写真はプライバシーの関係で、残念ながらありませんでした。この写真は辻さんが24、25歳の頃の写真。辻さんの若い頃は息子の十斗くんに似ているそう!

辻さんににて、音楽にも精通しており、パリではライブも開いています。YouTubeでは、お父さんの辻仁成さんとセッションしている動画も上がっていました。才能あふれる若者なんですね!ただ、パリでの活動名は内緒にしていて、お父さんには教えていないんです。理由はみんなに言いふらしそうだから(笑)かわいいですね。

主婦作家となり、息子ファーストの辻さんのX(旧Twittr)やブログでは、息子さんについての想いなども綴られています。十斗くんは、お父さんのことをパートナーと思っていると語るほど、信頼関係を築いています。

パリの自宅写真がおしゃれすぎると話題に

辻仁成さんが暮らすパリの自宅は、その写真がSNSや雑誌で度々公開されるたび、「まるで映画のセットみたい」「こんな家に住んでみたい」と話題になるほどのおしゃれ空間です。
実際、2022年に「暮らしとおしゃれの編集室」で紹介された自宅インタビューでは、より具体的な“パリらしい日常”が伝わってきます。

この自宅は、フランス・パリ市内の築100年近いアパルトマン。広くはないけれど天井が高く、クラシックな梁やフローリングなど、歴史ある建物ならではの味わいがしっかり残されています。辻さんは「築年数の古さや、多少の不便さも含めてこの家が好き」と語っていました。


引用元:暮らしとおしゃれの編集部

インテリアは白とベージュを基調に、シンプルだけど温もりのある雰囲気。大きな本棚には小説やレシピ本、レコード、アートブックがぎっしり並び、窓辺にはグリーンやアンティークの小物がセンスよく飾られています。
リビングの中心には大きなダイニングテーブルがあり、ここで息子さんや友人たちとごはんを食べたり、原稿を書いたり、音楽や会話を楽しんだりと“家族の中心”になっています。

キッチンは決して広くありませんが、生活感と工夫にあふれた使いやすい空間。パリの朝は焼きたてのバゲット、チーズやサラダ、そして辻さんお得意の和食も登場します。

引用元:暮らしとおしゃれの編集部

インタビューでは「家事や料理が暮らしの軸。大切な人が集まる場所として、いつも家をきれいにしておきたい」と語っています。
また、愛犬と息子さんがのんびりくつろぐ様子や、窓から見えるパリの街並みも、どこを切り取っても“絵になる空間”そのもの。

2022年には、そんなパリの自宅で長男・南依岐さん、次男・十斗くん、そして元妻の南果歩さんが集まり、みんなで食事を楽しんだというエピソードも報じられました離婚を経てそれぞれ別の人生を歩む家族が、久しぶりに一つのテーブルを囲む時間は、なんとも言えない温かさと特別感があります。家族の歴史や、時を経ても続く親子・兄弟のつながりが感じられる、印象的なシーンです。

もちろん、食卓には愛犬も参加し、和やかな空気が流れるパリの自宅。辻さんは「家族や大切な人たちと過ごす何気ない時間が、日々の創作の原動力になっている」と語っています。

そんなリアルで等身大の暮らしぶりは、「暮らしとおしゃれの編集室」やサンスポの記事などを通じて、ファンだけでなく多くの読者にも伝わっています。
パリの空気と家族の温かさが同時に伝わる――そんな辻さんの自宅は、これからも多くの人の憧れになりそうです。

【参照】
・暮らしとおしゃれの編集室 https://kurashi-to-oshare.jp/life/113586/
・サンケイスポーツ https://www.sanspo.com/article/20220204-GQGRWPROEJBEDFBD5OLEL233IE/

若い頃の写真はイケメン!今は女性化?現在は愛犬と創作の日々

もともと辻仁成さんが24、25歳の時にロックバンド「ECHOES」でデビューした時は、髪の毛は短いイケメンボーカリストでした。

引用元:designstories

その後、小説家になるべく作品を書き、30歳の誕生日に「すばる文学賞」を受賞されました。そんなころのお写真がこちら。

引用元:designstories

辻さんご本人も仰っていますが、作家の雰囲気が漂っていますよね!アンニュイで、怠惰で、繊細そうな雰囲気。女性にモテそうですね~!

その後、2008年に辻さんが「ZAMZA N’BANSHEE(ザムザンバンシー)」というバンドを組んだころから、音楽活動に力をいれるようになりました。中山さんと辻さんの仲が決定的に悪くなったというのが、この頃と言われています。

引用元:designstories

音楽はアメリカンハードロックなのですが、辻さんは「時代は絶対、中性ですよ。めちゃかっこいい中性的なおじいさんを目指します」との宣言から、女性さながらのロングヘアにイメチェン。ご主人が急に髪を伸ばしはじめて、中山さんもびっくりしたのではないでしょうか。

お写真は40代後半から50代のもの。確かにぱっと見、男性か女性かわからないですよね。息子さんが幼稚園の頃に髪を伸ばしはじめ、今では、長い髪がトレードマークとなった辻さん。元々辻さんの長髪を嫌がっていた息子さんにも「短く切ったらパパじゃない」と言われるほどになったそうですよ。


引用元:Instagram(tsujihitonari)

辻さんは現在、パリにて執筆や絵画を中心に活動されています。息子さんは独立して一人暮らしのため、辻さんは愛犬・三四郎と一緒にくらしているそうですよ。かわいいですね!

まとめ~辻仁成の実家はお金持ちなのか?裕福で芸術の才能もある一族出身

  • 実家は福岡県の名家で、母方の祖父は発明家かつ今村製鉄所の創業者

  • 母親は地元の名士の娘で、弁論大会全国代表の才女

  • 父親は大手損保会社で社長候補と呼ばれるほどのエリート

  • 家系には童話作家や将棋観戦記者、チェス日本チャンピオンなど著名人が多い

  • 父方も地主の家系で地域では有名な旧家

  • 幼少期は父親の転勤で全国を転々とし、比較的裕福な家庭環境だった

  • 高校は北海道の進学校・函館西高校に進学している

  • 大学は芸能人・文化人の子弟が多く通う成城大学経済学部

  • 実家は現在も母親と弟が住み、芸能活動の拠点としても機能している

  • 家族全体で辻仁成の活動をバックアップするファミリービジネス体制

  • 学歴や家柄、文化資本の面で恵まれた環境で育った

  • 父親は猛烈社員で、家族を支える厳しくも愛情深い存在だった

  • 辻仁成自身はフリーランスで会社員経験ゼロ

  • 年収・印税収入も家族の経済力を下支えしている要因のひとつ

  • 実家が金持ちと言われるのは歴史的背景や現在の活躍が相まった結果である

辻仁成さんの「実家は金持ち?」という噂にはちゃんと理由がありました!

現在のパリでの暮らしや家族との関わりを知ると、簡単には語れない魅力がありますね。これからも自然体の辻さんを応援してきましょう♪

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