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日本で一番有名な狂言師と言われている野村萬斎さん。父親で人間国宝の万作さんたちと共に本業の狂言で精力的な公演を行っているだけではなく、映画やドラマ、現代劇から時代劇、シェークスピアまで多彩な活躍をされています。
2003年から始まったNHK教育TVの子ども向け番組『にほんごであそぼ』では、当時2歳だった息子の裕基くんたちと共演し、「ややこしや~」(シェークスピアの『間違いの喜劇』が原作)のフレーズでも人気になりました!
自身を『狂言サイボーグ』と称し、狂言に向かいあう姿は唯一無二の存在です。一方、3人のお子さんの父でもあります。そんな、萬斎さんを支える嫁はどんな方なのでしょうか?調べてみました。
目次
野村萬斎と嫁は、偏差値75の筑波大学附属小学校で出会う!
引用元:SPICE
野村萬斎さんと奥様の千恵子さんは、共に東京都文京区大塚にある国立の筑波大学付属小学校(当時は東京教育大学付属小学校)に入学されています。毎年の志願者数が30倍程度で、国内最多の志願者が集まることで知られる有名な小学校なんです。抽選、実技・筆記などを潜り抜けた約130名が入学することができます。
この筑波大学付属小学校は明治6年日本で初めてできた小学校で、江戸時代にあった昌平坂学問所(江戸幕府直轄の学校)の跡地にあります。古くから優秀な人が勉強に励んでいる由緒正しい場所ですね!
伝統芸能の子息では勉強に重きを置かない人が多かった中、小学校から国立大学を受験されているのは、珍しいこと。筑波大付属小学校の偏差値は驚異の75!では、内部進学で中学、高校、大学まで進めますが、高校から東大への進む生徒が毎年30名くらいいます。萬斎さんは子供の頃、父親の万作さんから狂言師になれとは言われることはありませんでしたが、「東大に行け」と言われたことがあったそう(笑)
こんなすごい小学校に入学できるなんて、奥様の千恵子さんも裕福で勉強熱心なご家庭のご出身ではないでしょうか。
引用元:Google Map
通学範囲は東京都区部と西東京市、埼玉県和光市なので、千恵子さんのお住まいもこの地区になりますね。ちなみに萬斎さんは東京都練馬区のご出身で、練練馬区大泉学園で幼少期を過ごされています。
千恵子さんは三歳年下の学園のアイドル!
後の奥様となる千恵子さんは3歳年下。筑波大付属小学校では1学年130名程度で1学年4クラス、1年から6年まで縦割りの活動があるので、そんな時間に出会っていたのかも。
筑波大付属小学校では通常は内部進学し、中学校、高校と進みます。千恵子さんは美人で、学園のアイドル的存在だったそう!萬斎さんの本名は野村武司(たけし)なので、武司少年の耳に入るほどの人気の後輩だったんですね。
萬斎さん自身は学生時代にも折に触れ舞台に立っていましたが、狂言師の一族であることは隠して学生生活を送っていました。
野村萬斎の嫁・千恵子さんはどんな人?
引用元:芸能人の噂メディア
子どもから大人まで、老若男女に人気の野村萬斎さんを奥様・千恵子さんは、どんな方なのでしょうか?萬斎さんは、1966年4月5日生まれの58歳なので、3歳年下の千恵子さんは2024年に55歳になりますね。
調べてみたのですが一般人のため画像は公開されておらず、こちらのお写真はお子さんが小さいころに撮られた萬斎さんのドキュメンタリー番組の一コマです。
学歴・経歴、職業
千恵子さんは、筑波大付属小学校から、筑波大付属中学校、筑波大付属高校、そして筑波大学へ進学されました。その後は、日本航空に就職され、スチュワーデスさんとして勤務されていたそうです。今でいうキャビンアテンダントですね。
スチュワーデスは女性の憧れの職業で、美人の代名詞でした。国際線もあることから英語力や身長、スタイルの良さがないとなれません。やっぱり美人で知的な女性なんですね!
引用元:JAPAN AIRLINE
日本航空(JAL)のHPを調べたところ、千恵子さんが就職した当時の制服の頃の画像がありました。キレイな千恵子さんにさぞかし似合っていたことと思います。
野村萬斎と嫁の馴れ初め
萬斎さんと千恵子さんは学年が違うとは言え、小学校から高校まで同じ学校に通っていました。実際にお付き合いされたのは、高校生になってから。萬斎さんの猛アタックから交際に発展されました。
実は萬斎さんは高校生までバスケットボールを続け、ピアノを習っていたり、フォークギターやエレキギターを弾き、ロックバンドまで結成しています。ひょっとしたら、千恵子さんが萬斎さんのバスケの試合を応援したり、バンドを見に行ったりなんてことがあったのかもしれませんね。
引用元:Jタウンネット
萬斎さんに限らず能楽の世界で子方(子役)として舞台に出演していても、変声期に入ることで空白期間ができます。その時に辞めてしまう方もいる中で、萬斎さんも狂言の世界を続けるべきか悩んだ時期もあったそう。17歳の時に、節目となる特別な演目「翁」の「三番叟」を演じたことで、迷いが晴れ、狂言師の道を進むことを決意されました。
萬斎さんは狂言師として生きていくことを決め、東京都台東区上野にある東京芸術大学音楽学部邦楽科能楽専攻に入学。こんな大きな決断の裏には、千恵子さんの応援があったのかも。
芸大に入学するのは、東大に入るより難しいと言われています。試験では実技に比重が重いので(芸大には、能狂言の子息が多く通われているそう)、その辺は有利だったのかなとも思いますが、それでもすごいですよね!萬斎さんは、芸大で教鞭もとっているそうですよ。
結婚の決め手、プロポーズの言葉
とても有名な萬斎さんなのでインタビュー記事はたくさんあっても、なかなか結婚についてやプロポーズのお話はでてきませんでした。
ただ、TV番組で萬斎さんが千恵子さんとお付き合いをされていた頃のお話をされていました。
萬斎さんが若かりし頃は携帯電話やスマホはなく、駅の改札の伝言板でやり取りされていたというほっこりエピソードを披露されています。稽古で忙しい萬斎さんに代わって、お母さんが伝えにいくってすごいですね!家族公認のお二人だったんですね。
時間がある時は、海にドライブデートを楽しんだりしたそうです。青春ですね~♪
萬斎さんと千恵子さんが結婚されたのは、1996年。萬斎さんが30歳、千恵子さんが27歳の時なので、お付き合いから10年以上!一途で、素敵ですよね。
狂言師と言っても、専業で食べていけるのは一握り。萬斎さんのように「家の子」、有名な家系の方でないと厳しいといわれています。このころはまだ若手なので金銭的な余裕がそこまでなかったのかもしれません。
ご結婚はNHK朝の連続TV小説『あぐり』のエースケさん役や『陰陽師』の安倍晴明役で人気を博す前ですね。
結婚式
萬斎さんと千恵子さんの結婚式について、どんな結婚式を挙げられたのか公表されていませんでした。
萬斎さんのお父さんを中心とする「万作の会」は16名という大所帯で、たくさんのお弟子さんを抱えています。そのため、結婚式は和風で華やかだったのかな、なんて想像しちゃいますが、どうだったのでしょうか?
萬斎さんは1994年から95年にかけての1年間、文化庁の芸術家在外研修制度でイギリスに留学されていたり、スチュワーデスをしていた千恵子さんなので、タキシードやドレスも似合いそうです!絵になる二人ですよね。
引用元:GQ
調べているとお父さんの万作さんとお母さんの若葉子さんの結婚の経緯をインタビューで見かけました。万蔵(萬斎さんの祖父)さんも著名な狂言の名優で、次男にあたるのが万作さん。万作さんは同じ狂言の家系や関係者ではなく、まったく別の世界の人と結婚したかったそう。このあたりは萬斎さんに通じるものがあるのかも?
『洋館に住むお嬢様』に憧れて結婚したのが萬斎さんのお母さまとなる坂本若葉子(わかばこ)さんで、父親は文部官僚、大学教授というまさにお嬢様!一族には高級官僚が多く、永井荷風や高見順といった教科書ででてくる作家さんも血縁にあたるそう。まさに華麗なる一族。若葉子さんは詩集も出したことがある才女です。
若葉子さんが東京女子短期大学を卒業後、結婚式を挙げたのは10日しかたっていなかったとか。お父さんも萬斎さんと同じように一途なんですね!
野村萬斎と嫁との間に子供は3人
萬斎さんと千恵子さんの間には、一男二女の3人のお子さんがいらっしゃいます。公文式のCMで親子共演をされていたのが印象的です!萬斎さんも、長女の彩也子さんも、長男の裕基さんもOG、OB。高学歴を支えているのは、公文式だったのかも?
ちなみに公文式は東京・神奈川県での月謝は、1教科ごととなっており結構高額だなぁと思います。
- 幼児・小学生7,700円
- 中学生 8,800円
- 高校生以上 9,900円
萬斎さんが学んでいた頃は、算数・数学までしかなかったのですが、今では、国語と英語もあるんです。この学費をポンと払えるのはすごいかも(ちなみに私もOGです・笑)
萬斎さん自身は、4人兄弟の唯一の男性。(上から三番目でお姉さんが二人、妹が一人)生まれたときから、名跡を継ぐ跡取り息子でした。そんなところから、萬斎さんは女性と話す方が楽なんだそう。
お父さんが師匠となるため、普通の家庭とは違います。萬斎さんがお父さんと上手くいかなかった時には、お母さんやお姉さんや妹さんはとりなしてくれたそうですよ。奇しくも裕基さんも同じ状況ですね。
引用元:シネマトゥデイ
2015年9月26日に行われた映画『GAMBA ガンバと仲間たち』のイベントに出演した萬斎さんが野村家のルールについてお話されていました。(萬斎さんは、自身初の悪役・イタチのノロイ役です!)
引用元:シネマトゥデイ
子育てに一生懸命な妻の千恵子さんが考えたルールがあったんですね!千恵子さんからは「子どもが4人いる」と言われてていたそうですよ(笑)
長女・彩也子さんは慶應ミスコン出身のTBSアナウンサー
とってもかわいい長女の彩也子(さやこ)さん。 1997年9月25日生まれの26歳です。
彩也子さんは、お嬢様学校と言われる白百合学園幼稚園、白百合学園小学校、白百合学園中学校・高等学校を経て慶應義塾大学環境情報学部へ進学されました。まさに才色兼備のお嬢様ですね!
ファッション誌『CanCan』の専属読者モデルも務めていて、女子アナの登竜門と言われるミス慶應SFCコンテスト2018のファイナリストにも選ばれています。
大学を卒業後、2020年4月にTBSテレビへ入社し、アナウンサーになりました。一時はTVとラジオのレギュラー番組10本を抱える活躍でしたが、昨年8月より体調不良のため降板されています。
お父さんのポスターの前で、弟の裕基さんとのツーショット写真を彩也子さんのInstagramで公開されています。親子&兄弟仲良しです!
お父さんの萬斎さんは、彩也子さんをとても気にかけていて出演されている番組はできるだけチェックしてアドバイスをしていたそう。彩也子さんの出演されているTVを録画してくれたのは、ママの千恵子さんなんだとか!家族で支えてるんですね。
彩也子さんと一緒に出演した男性芸能人に対して、萬斎さんは「気を付けるように」と言っているとインタビューで暴露されていました(笑)。これだけカワイイ娘だと、パパは心配するに決まってます。萬斎さんも、普通のお父さんですね。
長男・裕基さんは狂言師として活躍
裕基さんは1999年10月9日生まれの24歳。
裕基さんは私立の立教小学校に入学されています。男子校で偏差値は68前後と言われているので、小さいことから優秀ですね!さらに、イギリスにある立教英国学院をご卒業されているそう。
2022年3月に慶應義塾大学法学部卒業されています。めちゃくちゃエリート君。身長も181cmとのことでお父さんの萬斎さんより背が高いですね。すらっとして、スタイルが良く、小顔です!
思春期では狂言の道に進むか迷ったこともあったそうですが、大学を卒業した2022年に狂言師として一人前の証となる大曲『釣狐』を裕基さんが演じたときのお写真です。萬斎さんがお父さんに狂言師になるように強要されなかったこともあり、萬斎さんも裕基さんには、強くは言わなかったそうです。
狂言の世界では、「猿に始まり、狐に終わる」という言葉があり、これは『靱猿』の猿役で初舞台を踏んだ狂言師が、『釣狐』の狐役を演じて初めて一人前として認められるという意味があるんだそう。狂言師修業必須(ひっす)の教程曲であり、卒業論文とも言われています。
この『釣狐』は精神的にも肉体的にも大変な演目で、通常の狂言師は数回経験する程度と言われていますが、祖父の万作さんは30回近くも演じ、「狐役者」と異名をとるほど。万作さん、萬斎さんの教えの元、取り組まれたそうですよ。
引用元:シアターテインメントNEWS
萬斎さんはお父さんでもありますが、師匠でもあるため、裕基さん普段は敬語で話しているそう。インタビューでは、「自分の友達とお父さんが普通にため口のような感じでしゃべっていて驚いた」と仰っていました。
裕基さんにはどうしても「萬斎の子ども」という枕詞がついてしまいますが、実は萬斎さんも若手時代には「万作の息子」と言われていました。
万作さんは、1977年にコーヒーのネスカフェのCMに「違いのわかる男」として出演していて、萬斎さんが有名になるまでは、日本で一番有名な狂言師と言われていました。
当時から万作さんは知的な雰囲気が漂っていますが、演劇を学ぶために早稲田大学に入ったという秀才です。早稲田卒のおじい様と慶應卒のお孫さん、早慶戦の時はどうするんでしょう(笑)
裕基さんは「おじいさんやお父さんを超える狂言師になりたい!」と話しています。将来が楽しみですね♪
次女・彩加里さんは女子高校生
3人目のお子さん・次女は彩加里(あかり)さんです。2006年生まれなので、今年18歳とになるので、女子高校生ですね。お姉さんやお兄さんと違い、芸能活動をされていないため、顔写真などの情報はわかりませんでした。
家族そろって高学歴なので、彩加里さんも有名な学校に通っていそうです。噂によると、姉の彩也子さんと同じく白百合学園に通っていると言われています。パパに似ても、ママに似ても、隔世遺伝でも、賢い美人さんかと思います。
住んでいるのは練馬区?文京区?
おじいさんの万作さんは、東京都練馬区石神井公園にお住まいです。稽古場を兼ねているご自宅にお住まいで、栄えある練馬名誉区民です。
引用元:とっておきの練馬
石神井公園は大きな池などもある素敵な公園があり、都内屈指の緑豊かな住宅街なんですよ。素敵な環境ですね~!
引用元:Google map
「万作の会」の事務所は、文京区にあります。結構広い敷地で、お稽古場もありそうな感じです。ひょっとしたら萬斎さんご家族は、このあたりにお住まいなのかも?名門ホテル椿山荘近く、とってもいい場所ですね。
野村萬斎と嫁に対する世間の声
千恵子さんと学生時代からのエピソードを褒めている声が…美男美女でぜったいモテモテの二人のはずなのに、お互い一途で本当に素敵ですよね!
引用元:@fullmoonluna7
奥さまの千恵子さんも娘の彩也子さんも美人!そして息子の裕基さんも好青年!
萬斎さんや裕基さんが活躍できるのも、奥様の千恵子さんの内助の功があるからですよね。家族そろって応援しています~♪